Stochastic RSI(ストキャスティクスRSI)はTushar ChandeとStanley Krollが開発した指標です。RSIにストキャスティクスの計算式を適用したもので、「RSIの中でRSIがどの位置にあるか」を示します。
通常のRSIより感度が高く、速く動くのが特徴です。RSIは価格変動を直接測りますが、Stochastic RSIはRSI自体の動きを測るため、RSIが0〜100の中でどこにいるかを0〜1(または0〜100)で示します。
動きが速い分、ダマシも多いです。RSI単体より早くシグナルが出ますが、その分確度は下がります。強いトレンドの中では0.8以上(または80以上)に長時間張り付くこともあります。
TradingViewで使えるStochastic RSIスクリプト
SD Stochastic RSI Trend — 標準偏差フィルターでトレンド確認
☞ SD Stochastic RSI Trend by Unknownhodler
パーセンタイルベースの標準偏差フィルターとStochastic RSIのモメンタム確認を組み合わせたトレンドフォロー指標です。青=強気トレンド確認、赤=弱気トレンドとして価格ラインを色分けします。

読み方と使い方
- 青の価格ライン:StochRSIが強気を確認している上昇トレンド環境
- 赤の価格ライン:StochRSIが弱気を確認している下降トレンド環境
- 色の切り替わり:トレンド方向の転換候補
- 標準偏差フィルターにより通常のStochRSIより誤シグナルが少ない
他のスクリプトとの違い
StochRSIの生の数値を読むのではなく、トレンド方向として価格チャートに色で投影します。StochRSIのパネルを見なくても価格チャートだけで状態確認ができます。
Stochastic Divergence (live) AA — リアルタイムダイバージェンス検出
☞ Stochastic Divergence (live) AA by Alex_Algo
Stochastic Dラインと価格のリアルタイムダイバージェンスを検出するスクリプトです。確定したフラクタルスウィングを第1アンカーとして、ライブで第2ピボットを追跡します。強気・弱気ダイバージェンスの両方を検出します。

読み方と使い方
- 強気ダイバージェンス:価格が安値を更新、Stoch Dが安値を更新しない。下落勢いの弱まり
- 弱気ダイバージェンス:価格が高値を更新、Stoch Dが高値を更新しない。上昇勢いの弱まり
- ライブ追跡:バーが確定する前の暫定ダイバージェンスも表示。確定後に最終判断
- ダイバージェンスが出ても即エントリーせず、方向の確認(ブレイクなど)を待つ
他のスクリプトとの違い
StochRSIのダイバージェンスを手動で探すのではなく自動検出します。ライブ(リアルタイム)でも表示するため、バーが確定する前の動向も確認できます。
どのスクリプトを選ぶか
| こんな目的に | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| トレンド方向を価格チャートで確認したい | SD Stochastic RSI Trend | 価格ラインの色でトレンド状態が一目で分かる |
| StochRSIのダイバージェンスを自動検出したい | Stochastic Divergence | ライブで強気・弱気ダイバージェンスを追跡 |
Stochastic RSIを使うときに知っておくこと
RSIより動きが速い分、ダマシも多い
Stochastic RSIはRSIより反応が速く、より早くシグナルを出します。ただしその分、強いトレンド中に何度も反転シグナルを出す(ダマシ)ことが増えます。単独で使うより上位足の方向確認やトレンドフィルターと組み合わせた使い方が基本です。
RSIとStochastic RSIの使い分け
RSIはより安定したシグナルを出します。Stochastic RSIはより素早いが不安定なシグナルを出します。スキャルピングや短期トレードではStochastic RSI、スイングや中長期ではRSI単体の方が使いやすい場合が多いです。