PPO(Percentage Price Oscillator、パーセンテージ価格オシレーター)はMACDをパーセンテージで表現した指標です。MACDが「短期EMA - 長期EMA」を絶対値で示すのに対して、PPOは「(短期EMA - 長期EMA)÷ 長期EMA × 100」でパーセンテージ表示します。
PPOの最大の利点は、異なる価格帯の銘柄や通貨ペアのモメンタムを比較しやすい点です。MACDの値はドル円(155程度)とEURUSD(1.1程度)では絶対値が大きく異なりますが、PPOはパーセンテージなので比較可能になります。
PPOの主なTradingViewスクリプト
Percentage Price Oscillator by everget — 定番実装
☞ Percentage Price Oscillator by everget
39,000以上のユーザーを持つ定番のPPO実装です。MACDと同様にPPOライン・シグナルライン・ヒストグラムの3要素で表示します。
読み方と使い方
- PPOがゼロより上:短期EMAが長期EMAより上。上昇モメンタム
- PPOがゼロより下:短期EMAが長期EMAより下。下降モメンタム
- PPOがシグナルラインを上抜け:モメンタムが加速している
- ヒストグラムの縮小:モメンタムの勢いが弱まっている
- 複数通貨ペアの比較:PPO値が高い通貨ペアほど上昇モメンタムが強い
PPOとMACDの選び方
| 状況 | 向いている指標 | 理由 |
|---|---|---|
| 単一通貨ペアの分析 | MACD | 絶対値でも問題ない。計算が直感的 |
| 複数通貨ペアの比較 | PPO | パーセンテージ化で公平な比較が可能 |
| MACDに慣れている | どちらでも | 読み方は同じ。ゼロライン・シグナルクロスが基本 |