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OTE(Optimal Trade Entry)とは——ICTのフィボナッチ最適エントリーゾーン

読了時間 4 分

OTE(Optimal Trade Entry、最適エントリー)はICT(Inner Circle Trader)が定義したフィボナッチベースのエントリーゾーンです。スイング高値から安値(または安値から高値)のフィボナッチリトレースメントで、61.8%〜78.6%のゾーンを「最も有利にリスクを取れるエントリー位置」として定義します。

なぜこのゾーンかというと、61.8%(ゴールデンレシオ)はフィボナッチ数列の最も重要な比率で、自然界でも繰り返し現れます。78.6%は0.786 = √0.618の平方根で、価格が深く戻りながらも「方向転換の根拠となったスイング」をまだ維持している限界水準です。このゾーン内で反転した場合、損切りはスイングの外側に置けてリスクリワードが良くなる設計です。

(最初はフィボナッチの50%を使っていた。OTEを知ってから「もっと有利な位置で待てる」という発想ができるようになった。ただし全ての戻りがここまで来るわけではないので、待ちすぎて乗れないことも増えた)

TradingViewで使えるOTEスクリプト

Fibonacci Optimal Entry Zone [OTE] [Zeiierman] — CHoCH+フィボナッチゴールデンゾーン

Fibonacci OTE by Zeiierman

SMCとフィボナッチ理論を組み合わせたスクリプトです。CHoCH(Change of Character)を検出してスイングを追跡し、ゴールデンゾーン(50%-61.8%)をOTEとして強調表示します。

Fibonacci OTE Zeiierman — CHoCH検出+ゴールデンゾーン(50-61.8%)強調表示

読み方と使い方

  • CHoCH(構造変化)検出後:トレンド転換の可能性を確認してからOTEゾーンをマーキング
  • 50%-61.8%ゾーン(ゴールデンゾーン):OTEの中心。ここへの戻りを待ってエントリーを検討
  • 損切り:スイングの外側(OTEゾーンより遠い方)に設置
  • 利確:転換前のスイング高値(強気OTE)または安値(弱気OTE)

OTE Optimal Trade Entry (ICT) [twingall] — ICT公式コンセプトの動的実装

OTE by twingall (ICT)

ICTのYouTube解説をベースにした実装です。フィボナッチ61.8%-78.6%リトレースメントをOTEボックスとして表示し、強気・弱気に応じて自動反転します。

OTE by twingall — フィボナッチ61.8-78.6%のOTEボックス自動描画

読み方と使い方

  • 強気OTEボックス:下降スイング後の61.8%-78.6%リトレース位置。押し目買い候補ゾーン
  • 弱気OTEボックス:上昇スイング後の61.8%-78.6%リトレース位置。戻り売り候補ゾーン
  • ボックス内に価格が入ったとき:反発のサインを待ってからエントリー
  • ボックスを実体で抜けた場合:OTEとしての有効性が低下。次のスイングを待つ

Discount/Premium OTE Levels [outofoptions] — プレミアム/ディスカウントゾーンとOTEの統合

Discount/Premium OTE by outofoptions

スウィング高安からDiscountゾーン(安値側)とPremiumゾーン(高値側)を識別し、OTEゾーン(0.382-0.618)を中心にフィボナッチレベルを表示するスクリプトです。

Discount/Premium OTE — プレミアム/ディスカウントゾーンとOTEの統合表示

読み方と使い方

  • Discountゾーン(安値側50%以下):SMC的には「有利に買える位置」。ここでのOTEを優先
  • Premiumゾーン(高値側50%以上):「割高な位置」。ここでの買いは不利
  • OTEゾーン(38.2%-61.8%):リスクリワードが最も良くなりやすい戻りの位置
  • SMC的には「DiscountゾーンのOTEで買う」「PremiumゾーンのOTEで売る」という組み合わせが基本

OTEを使うときに知っておくこと

全ての戻りがOTEまで来るわけではない

強いトレンドでは50%の手前で反転することが多く、OTEゾーン(61.8%-78.6%)まで戻りを待っていると乗れないことがあります。OTEで待つのは「最も有利な位置でのエントリーを目指す」という方針ですが、市場環境によって柔軟に対応する必要があります。

スイングの選び方が重要

どのスイング(高値→安値または安値→高値)を基準にフィボナッチを引くかで、OTEゾーンの位置が変わります。直近の「流動性取得後のMSS/BOSが確認できたスイング」を使うのがICT系の基本的な考え方です。ランダムなスイングに引いても機能しにくいです。

Premium/Discountとの組み合わせ

強気バイアスのときはDiscountゾーン(スイングの50%以下)でのOTE、弱気バイアスのときはPremiumゾーン(スイングの50%以上)でのOTEを優先します。バイアスと逆の位置でのOTEはリスクが高まります。

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