Elder Ray(エルダーレイ)はAlexander Elderが開発した指標です。Bull Power(強気パワー)とBear Power(弱気パワー)の2本のラインで構成されます。EMAをベースに、現在の高値・安値が「平均的な市場参加者のポジション」からどれだけ乖離しているかを測ります。
計算式はシンプルです。
- Bull Power = 当日高値 − EMA(通常13期間)
- Bear Power = 当日安値 − EMA(通常13期間)
Bull Powerがプラスなら買い手が強く、マイナスなら売り手に押されています。Bear Powerがマイナスなら売り手が強く(正常)、プラスに転じると売り方の弱体化を示します。
Elderの使い方の基本は「EMAの方向でトレンドを確認し、Bull Power/Bear Powerでエントリータイミングを取る」というものです。
TradingViewで使えるElder Rayスクリプト
{Gunzo} Bulls Power vs. Bears Power — ローソク足ごとの強弱ラベル付き
☞ Bulls Power vs. Bears Power by Gunzo
Elder Ray拡張版で、ローソク足ごとに強気/弱気パワーの割合をラベル表示し、クロス・戦闘ゾーンのシグナルを出すスクリプトです。EMA13で計算し、設定項目が豊富です。

読み方と使い方
- Bull Power(緑)> 0 かつ増加中:買い方が優勢で勢いが強まっている
- Bear Power(赤)< 0 かつ減少中:売り方が優勢で勢いが強まっている
- Bull Powerがマイナスから戻り始める:売られすぎからの反転候補(上昇トレンドの押し目)
- Bear Powerがプラスから転落する:買われすぎからの反転候補(下降トレンドの戻り)
Elder Ray (Bull Power) TP and SL — Dr.Elder原典に忠実なTP/SLストラテジー
☞ Elder Ray TP and SL by maurocannice
Dr.Alexander Elder原典に忠実なTP/SL付きストラテジーです。EMA13からのBull Power(高値-EMA)を計算し、教育目的で設計されています。

Elder Ray Bull and Bear Power Oscillators — ダイバージェンス+EMA方向フィルター
☞ Elder Ray Bull and Bear Power Oscillators by blackcat1402
オシレーター2ペイン構成で、買い/売りシグナルを「ダイバージェンス+EMA方向の組み合わせ」で判断するスクリプトです。TradingViewスクリーナーのBBPOWERにも対応しています。

Elder Rayの基本的な使い方
Alexander Elderが推奨する使い方
- EMAの方向でトレンドを確認(上向きなら買い方向バイアス)
- EMAが上向きのとき、Bear Powerがマイナスからゼロ方向に戻ってきたら押し目買い候補
- EMAが下向きのとき、Bull Powerがプラスからゼロ方向に下がってきたら戻り売り候補
ダイバージェンスで転換を読む
価格が新高値を更新してもBull Powerが前回高値を超えていない場合(弱気ダイバージェンス)は、買い方の勢いが弱まっているサインです。逆に、価格が新安値を更新してもBear Powerが前回安値を超えていない場合(強気ダイバージェンス)は、売り方の弱体化を示します。