CMO(Chande Momentum Oscillator)はTushar Chandeが開発したモメンタム系オシレーターです。RSIに似ていますが、表示スケールが異なります。RSIは0〜100ですが、CMOは-100〜+100の範囲で表示されます。
計算式はシンプルです。「上昇した日の値幅合計 − 下落した日の値幅合計」を「全変動幅の合計(上昇+下落)」で割り、100をかけます。この対称的な計算方法により、ゼロラインが自然な中立基準となります。
CMOの特徴はRSIより「勢いの方向性」を強く示す点です。RSIが一方向に偏った場合でも50付近をうろうろすることがありますが、CMOはゼロラインを明確な境界として使えます。
TradingViewで使えるCMOスクリプト
CMO Buy Sell Strategy by TradeDots — MACDスタイルのシグナルライン付き
☞ CMO Buy Sell Strategy by TradeDots
CMOにMACDスタイルのシグナルラインを追加してBUY/SELLシグナルを生成するスクリプトです。CMOがシグナルラインを上抜けるとBUY、下抜けるとSELLのシグナルを発火します。

読み方と使い方
- CMO > シグナルライン:上方向のモメンタム優勢
- CMO < シグナルライン:下方向のモメンタム優勢
- CMOがゼロラインより上で BUYシグナル:より信頼性が高い
- CMOがゼロラインより下でSELLシグナル:より信頼性が高い
- ゼロラインと逆側のシグナルは弱いシグナルとして扱う
他のスクリプトとの違い
CMO単体ではゼロラインクロスのみしかシグナルがありませんが、MACDスタイルのシグナルラインを加えることでより精細なエントリータイミングが取れます。
CT Reverse Chande Momentum Oscillator by The_Caretaker — 特定水準到達の価格を逆算
☞ CT Reverse CMO by The_Caretaker
CMOが特定の値に到達するために必要な価格水準を逆算して表示するユニークなスクリプトです。「CMOが+50に到達するには価格がどこまで上がればいいか」を計算します。

読み方と使い方
- 「CMO = +70 を達成するには今から5pips上昇が必要」という情報を提供
- 目標CMO値への到達コストを判断してエントリーするかどうかを決める
- 到達コストが小さい = 少しの動きでCMOが反応する
- 到達コストが大きい = CMOを目標値まで動かすには大きな値動きが必要
Savitzky-Golay Filtered CMO — フーリエ変換フィルターでノイズ除去
☞ Savitzky-Golay Filtered CMO by profitprotrading
CMOにSavitzky-Golayフィルター(多項式平滑化)を適用してノイズを除去したスクリプトです。CMOの大きな周期成分のみを残し、細かい揺れを取り除きます。

読み方と使い方
- 標準CMOより動きが滑らか。大きなトレンドの方向確認に使う
- ゼロライン上を維持:買いモメンタムが継続
- ゼロラインを下回る:売りモメンタムに転換
CMOとRSIの違い
CMOはゼロラインが自然な中立点として機能します。RSIの50ラインと似た役割ですが、CMOの方が-100〜+100のスケールでより明確に「買い優勢か売り優勢か」を示します。また、RSIは上昇幅のみ分子に使いますが、CMOは上昇-下落を分子に使うため、より強い方向性の表現になります。